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国賓待遇って聞くけど国賓って何よ? [社会]

5月6日、中国の胡錦濤国家主席が来日した。待遇は国賓とのこと。
ところで、国賓待遇というのはどういうものなのだろうか?

国賓待遇といっても、VIP最上ランクというイメージでしかない。
要人の来日は、それなりの頻度でなされている気がするが、国賓でというのはあまり聞かない。同じ外国の要人でも国賓だったりそうでなかったり。基準は? 内容は? 資格は?ということで、G-Searchの新聞・雑誌記事データベースを使って調べてみた。

●来日の仕方

日本において、外国要人(エライ人)が賓客(エライ客)として迎えられるのは、基本、「公式訪問」のときとなる。

来日には、「公式訪問」と「非公式訪問」とがある。原則として、公式訪問は、日本から招待したという形式を取り、渡航費用は相手国、日本国内での滞在費用は日本政府が負担する。

非公式訪問は、来日する側が渡航費用、滞在費用を自己負担する。つまり、公式訪問か非公式訪問かで、費用の持ちがどっち持ちか、が違う(と理解した)。
国賓とかそういうのは、基本的に公式訪問した場合に当てはまる。

●賓客ランクは5種類

実は国賓の他にもいくつか賓客ランクがあった。
上から順に、「国賓」「公賓」「公式実務訪問賓客」「実務訪問賓客」「外務省賓客」という。これらのランクごとに待遇が定められている。国賓は最上ランク。

●誰が国賓になれる?

誰をどのランクとして遇するかは、対象者や来日目的を勘案して、外務省が相手国や宮内庁と相談しながら総合的に判断し、最終的には閣議で決まる、とのこと。

総合的に判断というのは、例えば国賓は大統領や国王などの国家元首でないとダメとか、同じ国の国家元首でも、国賓待遇は10年に1回程度とするとか、予算の都合とか、いろいろ決まりや慣習があるため、一概にこれとは言えない。
極めて適当であるが、表にまとめてみた。


国賓公賓公式実務訪問賓客実務訪問賓客外務省賓客
対象者国家元首だけエライ人同左同左同左
来日
目的
儀礼重視儀礼重視実務重視実務重視実務重視
制約・慣習年間数回、1国10年に1回年間数回制限なさげ同左同左

国賓と公賓の位置付けは政治的な位置付けではなく、あくまで儀礼的・社交的な位置付けとなる。国賓にするかどうかの判断に、相手国の国の大小は関係しない、とのこと。

10年に1回ルール(と勝手に命名)も、これも政治的な意味合いはない、とのこと。
今回の中国の来日が国賓待遇だったのは、そういうタイミングだったりなんだったりしたことを総合的に判断して決めたのです。

なお、上位ランクに回数の制約がつくのは、予算やスケジュールの都合ってものがあったりあったり。

●気になる国賓メニュー

国賓・公賓の場合、天皇陛下のお客様とされる。
主な特徴は、迎賓館宿泊と天皇陛下おもてなしの2点。おもてなしは、天皇陛下による「歓迎式典」「会見」「食事会」「お見送り」がもれなくついてくる。
食事会は国賓の場合は「晩餐会」、公賓の場合は「昼食会」となる。

他の3つの賓客の場合は、目的が異なるため、このようなイベントは行われないが、公式実務訪問賓客で、相手が国家元首や王族といったやんごとない場合は、会見や昼食会が行われる。

予算やスケジュールの都合ってものがあったりあったりするので、ほんとは国賓、公賓クラスだけど、公式実務訪問賓客でよろしく、っていうのが多い気がする。

●最近の国賓さん

外務省のHPより、2007年の要人の来日一覧を見ると、ざっくり数えて70名弱のエライ人たちが来日している。
ここ1年の国賓さんは、

スウェーデン国国王カール16世グスタフ陛下及び王妃シルヴィア陛下
・ベトナム国主席夫妻
・中国国家主席夫妻

中国以外来日していたことにすら気付かなかった...
どういう待遇で来日しているを知って見ると、また違った見方もできて、面白いかもしれない。

(text by 尾)

■関連情報サイト


2008-05-13 09:19  nice!(1)  トラックバック(0) 

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